社史制作担当者になったら、以下のような準備をしておくとよいでしょう。
今は「社史編纂室」などの組織ではなく、
各部門から委員を出して社史を担当するケースが多く見受けられます。
(1)社史を作るメンバーを集める
たとえば「社史編集プロジェクトチーム」「社史制作委員会」など
名称はさまざまと思います。
各部門からまんべんなく集めることはもちろん
年代も若手から中堅、ベテランまでを集めることがポイントとなります。
これは一例ですが
OBインタビューなどの人選、調整では、ベテランの人脈が生かせるでしょう。
また、経験を積んだ中堅社員には機動力が期待でき、
最新機器の操作に長けた若手社員を加えることで、
多くの情報を扱う社史編集も効率化ができるかもしれません。
(2)過去の資料などを集める
社史に掲載する情報の収集が必要となります。
資料を集めるとともに、エクセルなどでデータベースとすると管理もしやすく、
メンバーとの情報共有も容易です。
・資料
会社案内やカタログ、社内報、広告、新聞や雑誌への掲載記事、
製造業など、技術力が売りの企業であれば、
代表的な製品の、特許や論文もあるといいかもしれません。
・写真
集めるのに意外とてこずるのが写真です。
社内報に掲載されている写真も、スキャンして掲載できなくはありませんが、
画質は低下します。
今後の社史制作を見据えて、会社の行事などの写真をSNSにアップし、
将来の社史に活用するというのもいいかもしれません。
・もしあれば、以前作成した社史。
(3)企画立案、スケジュールを決める
編集会社に制作を委託する場合は、この部分を外注することも可能です。
弊社で企画立案の際には、まずは社史制作の目的と、どのような社史にしたいか、
また載せたいコンテンツなどのご希望をヒアリングしたうえで、案を作成し、
打ち合わせを重ねて立案します。
スケジュールは、納期などをもとに、プランを立てます。
社史・周年史づくりでお困りの際は、
ファースト・プランニングまでお問い合わせください。